SuperFabric®

耐切創性に優れた手袋は、耐突刺性が十分でないことが往々にしてあり、それが切り傷の一番の原因になっています。事実、ほぼすべての裂傷は刺し傷から始まります。
小枝や金属ワイヤーなどの先端がとがった危険物は手袋を貫通し、手の表面をこすったり、素材や皮膚を引き裂きます。

切創防止のためによく用いられるDyneema®やKevlar®などの素材は、まっすぐな危険物にはある程度の効果を発揮しますが、素材がメリヤス構造であるために貫通しやすい性質があります。
HexArmorの耐突刺技術は、特許を取得したSuperFabric®保護プレートが要です。これが危険物を食い止め、ケガを防ぎます。
HexArmorの耐突刺性手袋はすべて、ラボラトリーと現場の両方で試験を行っています。

HexArmor製品には優れた耐摩耗性が組み込まれています。当社独自のSuperFabric®は、耐切創性、耐突刺性を目的に開発されたものですが、同時に高い耐摩耗性も備えています。また、手のひら部分には耐久性に優れたさまざまな素材を用い、高いクオリティで全体を仕上げています。さらに、工夫を施したデザインによって、指先や親指と人差し指の間の水かき部分など、摩擦や摩耗にさらされやすい箇所を保護しています。これらによって作業者の安全を守り、手袋も長くお使いいただけます。

注射針は、皮膚を刺すために先端を鋭く斜めにカットした器具です。HexArmor®の耐針性製品は、SuperFabric®ブランド素材を重ね合わせて作られています。SuperFabric®ブランド素材に組み込まれた保護プレートが針状の危険物を食い止め、逸らし、あるいは保護プレートの間の溝で先端を捉えます。ファブリック素材を複数層重ねているため、針状危険物に対してより一層優れた抵抗性を発揮します。

HexArmor®製品は、実際の用途において試験を行い、注射針によるケガの防止効果が実証されています。正しい試験を行うからこそ、作業者の身の安全を守るのに適した手袋をお届けできます。他の製品同様、目的の用途にあった保護ができるか、事前に現場でお試しいただくことをお勧めします。